 |
| 店内にはジャズが流れ、落ち着いた空間で食べることが出来ます。 |
 |
| 天然の素材にこだわって作られた「しおらぁめん」。 |
 |
| ほうれん草を練り込んだ翡翠色の麺とオレンジ色の胡麻だれが食欲をそそる「冷し担々つけめん」(夏季限定) |
 |
| 「おいしい」と言ってもらえる笑顔が見たくてやっています。と店主の篠様。 |
|
両国といえば国技館。髷を結った力士達が闊歩する街です。ここにおいしいラーメン屋さんがあるという評判を聞きつけ、早速取材に行ってまいりました。都営大江戸線の両国駅から少し歩いた閑静な住宅街にそのお店はあります。取材に伺った日はとても暑かったのですが、涼しげな外観がとても印象的でした。
このお店のイチオシは「しおらぁめん」。塩を使ったラーメンは一番誤魔化しがきかず、塩ラーメンを看板にすることは難しいのだと聞いています。早速、その「しおらぁめん」を味わってみることにしました。スープは化学調味料を一切使わず、天然の素材にこだわって作られているとの事で、げんこつと丸鶏、日高昆布、大分産のしいたけ、丸のままの宗田鰹や鯖節をたっぷりと使用しています。
まず最初の一口で、ふんわりと天然だしのいい香りが漂ってきます。口いっぱいに広がる旨みはこれらの素材がうまく絡み合ってかもし出す格別なハーモニーです。スープの塩、味噌、醤油、の種類によって、麺を使い分けられていて、「しおらぁめん」には細麺が使われています。トッピングも非常にシンプルで見た目にも美しく仕上がっており、また器は知人の陶芸家にお願いして作ってもらっているそうで、視覚・嗅覚・味覚を全て満足させてくれる素晴らしい仕上がりになっています。
他にも夏季限定ではありますが、是非おすすめしたいのが「ひやしざるつけめん」と「ひやしタンタン」です。生ほうれん草を練り込んであるという鮮やかな緑色の翡翠麺にこれまた鮮やかなオレンジ色の胡麻だれが美しい対比を見せて食欲をそそります。尚かつ、透明のお皿に盛り付けられていて清涼感いっぱいです。つけだれは辛過ぎず、胡麻の香りがよく立ち上がって、それはもう何とも言えぬ味わいです。
店内には耳に優しいジャズが流れ、お客様にも気を使って話し掛けるご主人の人柄も相まって、いい環境で美味しいものが食べられる幸せを実感できるお店でした。
|